暮らしの中で、人と共に生きる家具や工芸品の数々。どこか懐かしい風合いや手触りが、より質の良い暮らしへと導いてくれます。いにしえから伝えられる伝統技術。宇陀の豊かな自然で育まれた”愛”に溢れたモノづくりの魅力を感じてみませんか。
原皮の輸入から、なめし加工、素材販売や縫製後の製品販売までを一貫して行う宇陀市菟田野の毛皮革産業。中でも鹿革は全国出荷高の90%以上を占めています。千三百年の伝統と最新技術を駆使し、品質の高い製品をグローバルに展開しています。
「森と暮らしを繋ぐ」をコンセプトに、模様も、香りも、枝も、曲がりも、割れもオンリーワンの木の個性を活かした”ものづくり”を行う≪MORITO≫。自然の力を内に秘めた”磨き丸太”の魅力を伝えたいという想いと丁寧な仕事が、人と共に生きる道具を生み出します。
伊那佐山という標高400~500mの山間地にある自然豊かな環境で、有機野菜(野菜の生産・加工・販売)と農業を学ぶ訓練学校も行う山口農園。「若者に夢と希望とチャンスを」とビジョンを掲げ、安心・安全、そしてSDGsな日本の農業活性化に取り組んでいます。
約140年以上続く伝統的な「笠間藍染」製法を行う県内唯一の伝承者、井上加代さん。「藍」の魅力は年月を重ねるごとに深まり愛おしくなると語ります。要事前電話予約で「藍染め体験」も可能。手に取ってこそ藍の良さが伝わります。是非一度触れてみてください。
陶器づくりの魅力は、無形の粘土から立体(器)を創り上げていく面白さ、そして暮らしの必需品ともいえる食器や茶器など、人に使ってもらえる喜びを感じられることが一番大きいと語る杉本 遊炫(ゆうげん)さん。古い町屋を利用したやきもの工房も魅力的です。
アイディアが湧くと無我夢中でロクロを回して作品作りに没頭。「自然災害も少なく、景色が美しい宇陀が大好きです」と穏やかに語る林さん。陶器に開けられた細かな穴からこぼれる光り(陶灯)が織りなす幻想空間は、モノづくりが“楽しい”という想いで溢れています。
宇陀の地は、古くから「古事記」「日本書紀」等の歴史書のなかに記載がみられ、神武伝承の舞台としても知られています。自然との共生により快適で活力ある暮らしがつくられた一方で、変わらぬ家族のようなおもてなしが「時間がゆっくりと流れ、人の温かさを感じることができる」と訪れた人を魅了します。
2022年5月、築300年の古民家をリノベーションした宿泊施設「やたきや」。地元の方々との文脈を大切にしながら、これからの時代を生きる上で必要な交流や学び、健やかな体験を提供しています。自然豊かな景色、天井の梁や柔らかな灯り、働くスタッフたち。どこか懐かしい雰囲気が漂う癒しの宿です。
柔らかなぬめりがあり、ナトリウムイオンの他、炭酸イオンや炭酸水素イオンが多く含まれるアルカリ性単純温泉は、「薬狩りの里に湧き出た美人の湯」とも呼ばれる天然温泉。リラクゼーション設備の他、レストランやフィットネスジムや水着で入れる温泉プールも完備。皆さんを心身共に癒してくれます。
宇陀川の清流を望む山の中腹にあり、温泉やレストランも併設する市内最大規模の公共宿泊施設。Ph8.9を誇るとろりとした天然温泉と、自然豊かな土地で育まれた「地産料理」で、来る人々をもてなします。遠方からのお客様はもちろん、日帰り利用も可能ですので地元の方の憩いの場として愛されています。
古代から薬草の町として、また中世の城下町、古い町並みが残り、天然温泉もある、奥大和の小京都・宇陀松山は、観光地が各地にあり見どころも豊富。地域を元気にする仕組みの拠点となりうる「複合施設や」「道の駅」でも、地域や行政、事業者と連携し【もっと宇陀を好きになる】企画で来訪者をお迎えします。
大宇陀産のブルーベリーや豆類、あずきを使用した6次産業化商品も豊富。
室生の文化や名所旧跡のご案内や、草木染、和菓子、地酒など特産品販売など。
旧宇太小学校跡地に世界のカエデ1,200種3,000本を、木造校舎やcafé、図書館もあります。
動物とのふれあいを通して「命の大切さ」を学び、「生きる力」を育む都市公園です。
見晴台からは眼下広がる大和盆地、宇陀の山容が絶景。
約250種類の薬草木が四季折々に咲く日本最古の薬草園。
大和高原に位置する大和川・淀川の源流にほど近く、水も空気も澄み渡り山々に囲まれた宇陀市は、古くから龍神が宿る場所として神聖視されています。ひっそりと神秘的なブルーの美しさをたたえる湖や滝などの他、新緑や紅葉も美しく、四季を通じて五感に響く絶景スポットが多く点在します。